小説:クイックセーブ&ロード 3


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クイックセーブ&ロード 3を読みました。
死ぬことによって、一端セーブした時点から人生をやり直せる能力を持つ主人公の物語の3巻目です。読み終わってからわかったんですが、このシリーズはこの巻で完結です。この巻では、いわゆるタイムトラベル的な要素は意図的に排除されています。読んでいる最中は、死ぬことで人生をやり直せるって発想は、アイディアとしては面白いけどシリーズを重ねてく分には、マンネリ化しちゃうし扱いづらくて新しい方面を目指したのかな?と思いましたが、そういうわけでもなかったようです。
今回は、主人公が病院で目覚めるところから物語が始まります。なぜだかわからないけど、記憶を失っており、クイックセーブ&ロードの能力のことも忘れているので、この能力を使うことができません。こういう展開は予想してなかったので、今までどおりクイックセーブ&ロード の能力を使って事件を解決するというよりは意外性があって面白かったです。
前巻で出てきた先輩の従兄妹の霞が、今回も登場していますが前巻では単にいやなやつという感じでしたが、主人公の幼馴染と組むことで、物語がいままでなかった面白い進み方をします。
事件の方は、先輩のヒントで誰が黒幕だったのかはわかりましたが、結構意外な展開でそう来るかぁって感じでよかったです。
ただ、全体のオチとしては、先輩の説明不足で事態がひどく悪化したのとか、先輩のお兄さんがやってたことってものすごく矛盾してんじゃないの?とか、記憶が戻らなくてもいつかはロード(人生のやり直し)が発生しちゃうじゃんとか、少し不満がないではないですが、死ねない(死んでもまた人生をやり直すことになるので)という問題にも解決案?が示されて、ひとまず大団円でうまいことけりがついてよかったかなぁという感じです。

読み手にはあんまり関係のない話ですが、作者さんはまだ学生さんだったんですね。最近のライトノベルだとそういう方も多いのでしょうか。てっきり本業の作家さんなのかなぁと思っていました。1巻目は発想の勝利で、2巻目は少しマンネリな感じかなぁと思っていたのですが、3巻目の展開は初めから考えられてたようですし、この先も作品かかれるようなら読んでみたいなぁと思いました。一応あとがきではまだ書かれる気はあるみたいですし。そのときまで名前を覚えておけるとよいですけど大丈夫かなぁ。

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