小説:猫物語 (黒)

猫物語 (黒) を読みました。
西尾維新さんの新刊で、化物語の前のお話になります。ちょこちょこお話だけは出てきていたゴールデンウィークの委員長のお話です。
傷物語と化物語の間のお話なので、お話が矛盾しないように制約とかもあるのかと思うけど、どうなんだろう。暦が委員長(障り猫)の正体に気付いているというあたりってつばさキャットの話と整合性ってつくのかなぁ。境界線はあいまいみたいだから別にいいのかな? あと委員長の家族関係の実態とか。
お話のあらすじ自体は他の作品でわかっているので、そういう意味だと少し焼きなおしというか新鮮味にはかけたかもしれないです。暦と障り猫の最後のバトルシーンは、暦自身はよくある手だと言ってたけど個人的には盲点で結構いいアイデアなんじゃないかなぁと思いました。
猫物語 (黒)ということで、次に猫物語 (白)がでる予定らしいですが、一応猫物語 (黒)の方はこの巻できっちり片がついたように見えます。一応、時間軸自体は埋まったと思うので、猫物語 (白)の方は化物語より後の話になるのかなぁ。お話自体はゴールデンウィークのお話でしたが、ウィークの全日が描かれてるというよりは、前、中、後の三日間くらいのお話だったのかな? 特に前がほとんど暦と妹たちのバカ話(少し本編にも絡むけど)で、ゴールデンウィーク中騒動があったって感じではない印象を受けました。忍野(メメ)あたりが苦労していたみたいですけど。ただ、前半のバカ話は置いておいて、騒動がおきてからの展開は結構スピード感がある進み方なので、そこら辺はよかったと思います。
今回はいろいろ元ネタがある会話が出てきてたけど、休日出勤の神谷先生とかいうのはわかりませんでした。他の元ネタが比較的昔のお話が多かったので、最近のネタではないのかな?
巻末の広告をみると、各ヒロインで一冊ずつ結構短い間隔で出す予定みたいだけど、そんなに書く内容ってあるのかなぁ。今回も結構本編に絡まないお話でかなりスペースを埋めてましたけど。会話劇が売りのひとつだとは思うのですが、偽物語でも少しだれた感があったしちょっとネタ切れしてきたかなぁという感じがしないでもないです。今後出てくる巻が、時間軸的に今までのお話のその後のエピソードとかだったら、比較的自由に書けそうなので心配ないのかもしれないですが。公式ページをみると10月発売は絶対無理って著者のメッセージが載ってますね。良心的ではあるけど、本にものってるのに公式で言っちゃっていいのかなぁ(ご本人も十月発売と謳ってるって前置きされてはいますが)。
アニメの化物語の方は完結しちゃいましたが、傷物語の方のアニメ化も決定したみたいでもう少し展開が楽しめそうな感じですね。

猫物語 (黒) (講談社BOX)
講談社
2010-07-29
西尾 維新
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出すべきではなかった ...
異形の羽の正体時系列 ...
知らぬまに、落ちてい ...
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