小説:サクラダリセット5 ONE HAND EDEN

サクラダリセット5 ONE HAND EDEN を読みました。3巻がとても気になるところで終わっていたのに、4巻が短篇集で続きではなかったので、待望の5巻といった感じです。
色々な能力を駆使して、相麻を生き返らせたところからの続きになりますが、一気に物語が動き出すのかと思いきや、結構遠回りなお話に展開します。
相麻を普通の生活に戻そうと咲良田の外に連れ出そうと考えるケイですが、安全性を確かめるために、夢のなかに咲良田の世界を完全に再現できる能力を持っている女の人の元で、相麻を咲良田の外に出しても大丈夫かどうかシミュレーションすることにします。
この夢の中の世界がのっけから少し咲良田とは異なっていて、当初の目的はどうなっちゃってんだろうって感じになります。
要所々々で相麻がらみのお話もでてきますが、どちらかというと夢の能力を持っている女の人の話しがメインになる感じです。色々裏でお話が進んでいる感じではありますが、あとのお楽しみなようです。途中まで読んでいて、このお話ではリセット使わないかなぁと思っていたのですが(お話が面白くてすっかり忘れてたというのもありますが)、1回だけ、リセットが使われます。リセット前の描写とリセットの描写の差異ってほどでもないけど微妙な違いも結構いい感じでした。今までも例外はありましたが、部分的にリセットを防ぐ能力(あとからリセットされてることに気づくorリセットされる前の情報を保持する)は何個かあるようで、今回もでてきます。相麻の未来視に関しても、今回少し限定的なものだというのが明らかになります。
この巻で今まで淡々としていて今ひとつ何を考えているのかわかりづらかった、ケイの思惑が結構はっきり書かれています。それくらいなら相麻を復活させなくてもよかったのでは、と思わなくもないですが。
相麻の方もケイと春埼の出会いを取り持ったり、わざわざ2年前に死んで、復活させてもらったり、この段階だと意味がわからない行動ばかりとっていますが、ここら辺がこの先のお話のキーポイントになるのかなぁ。
一応、あとがきによると、前3巻が前編で、4巻の短編をはさんで、5巻からが後半開始とのことです。物語としては折り返しちゃったってことみたいですね。一応、次は9月(秋)発売予定で、冬が来る前に出したいとのことなので、ちょっと先ですが楽しみに待ちたいと思います。

既刊分の感想は、こちら。
サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY
サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL
サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN
サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

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