小説:アルスラーン戦記〈3〉落日悲歌

アルスラーン戦記〈3〉落日悲歌 を読みました。3巻目です。お話的には、アルスラーン一行が王都を目指す前に西の国境(西じゃなくて東ですね)の守りを万全にするために、シンドゥラに赴きラジェンドラ王子を助けてシンドゥラの国王にするお話と、最後の方に王都に残ってたヒルメスの話で次の巻に続きます。
この巻はシンドゥラの王子ラジェンドラが面白いでしょうか。最初ナルサスがどっちに転ぶかわからない御仁だとか言っていて、最後に出す結論が個人的にはツボでした。アルスラーンとの対比も面白いです。あとは、新しい仲間のジャスワントが出てきます。最後のあたり、アルスラーンとジャスワントは被る部分が出てくるけど、そういう意図で出してきたキャラなんでしょうか。アルスラーンが3回助ける辺りもそこら辺が原因なんですかね。あんまり気にしたことはなかったですが。
ヒルメス王子側のお話では、ヒルメスの出生の秘密が少しでてきます。もっと一部のラストあたりで出てくる話かと思ったけど、結構早い段階で出てきてたんですね。あとは、ほら吹きクバードが再登場です。次の巻辺りで、一部のメインキャラは結構出てきちゃいますかね。
最後は、アルスラーン側が王都エクバターナの奪還に乗り出すところで次巻へ続くとなります。デヴァマント山で地震が置きたり、蛇王関係のお話も並行して進みだす感じのあたりです。

ラインの虜囚
月蝕島の魔物 (Victorian Horror Adventures)
蘭陵王
アルスラーン戦記〈1〉王都炎上
アルスラーン戦記〈2〉王子二人


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やはり角川文庫版はもう買えないので、今だとカッパ・ノベルス版(汗血公路と組み)で読む感じになるでしょうか。映画の件もあって、なんとなく、落日悲歌は王子二人と組みって感じがして少し違和感ありますが。


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2001-11-21
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それで、映画版です。こちらは、王子二人と落日悲歌の内容で一本となっています。1作目もダイジェスト感はあったのですが、この巻はダイジェストを通り越して、名場面を切った貼った感があって正直初見だと辛い内容だと思います。各キャラの絵の方も動かしづらかったのか、1作目に比べると簡略化されて、よりアニメっぽい絵柄になっています。キャラクターデザインは神村さんで変わってないはずですが。
もともと1作目は、サイレントメビウスと同時上映だったのですが、2作目はサイレントメビウスと風の大陸との3作同時上映になりました。同じ予算を3等分とか単純な話ではないのでしょうけど、そこら辺も影響してるのかもしれません。
小説版とは違う部分が結構あって、バフマンの死に方(小説の方では結構ぐっとくるシーンなのですが…)、ジャスワントの助けられる回数が端折られる、ダリューンとバハードゥルの決闘の決着のつき方辺りが異なります。ダリューンのところはアニメ的に絵的な見せ場が欲しかったんだとは思いますが、なんだそりゃって感じでなんでこういう方向にしたのかなぁという感じです。
見なおしてみると昔ほどなんだそりゃって感じではないですが、劇場に見に行って一番違和感があったのが、ラストのシーン。映画の冒頭で、ホディールの元にいた奴隷たちを解放しようとしてしっぺ返しを食らうアルスラーンの描写があるのに、なんであの安易なラストにつながるのかってのがなかなか消化できませんでした。個人ではなく、国単位でやれば上手くやれるって好意的な解釈をすべきなのだとは今は思いますが。さすがにアルスラーンがシンドゥラの国内を混乱に陥れるためにやったってのは穿ちすぎでしょうし。


アルスラーン戦記II
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サントラ
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サントラの出来はいいのですが、なんかテンション低めな曲が多くてアルスラーン戦記のサントラの中では比較的聞いてる回数が少ないかも。歌の方は2曲入っていて、挿入歌の告死天使IIとときめきをBelieveの2曲が入っています。好みの問題かもしれないですが、どちらもあまりアルスラーン戦記のイメージとは合ってないかも。告死天使IIの曲の方はそうでもないですが、なんか歌詞が「アルスラーン」って単語が入ってる割には何言いたいのかなぁって感じでした。好きな曲はPainters and poets have leave to lieって曲で、1作目のParsian place without Parsianと似た系統の曲です。あとは、王子二人や抜国蓋世の前半の戦闘曲っぽいのとかかなぁ。バイオリンの曲なんかはいい曲が多いですが。こちらももう中古で買うしかないみたいですね。



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光文社文庫版です。タイタニアの4巻が脱稿したようですが、次はアルスラーン戦記だそうです。タイタニアの4巻の時もそんな話があったけど、数年かかったので、読めるようになるのはいつになるかわからないですが。

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