小説:アルスラーン戦記〈11〉魔軍襲来

アルスラーン戦記〈11〉魔軍襲来 を読みました。やっと未読分の巻まで到達です。ここからは角川文庫版ではなくてカッパノベルズ版になります。
結構、各地で同時進行で物語が進む巻ですが、あっちこっちに話が飛ぶというよりは、順繰りに一巡する感じなので話に着いて行きづらいとかはないです。
お話は、マルヤムで頂点にたったギスカールの話から始まって、ルシタニアに帰国してたエステルとバラフーダがギスカールを訪ねてマルヤム来るのですが……という話。前巻ピンチな所で終わっていたファランギース、アルフリードとギーヴのお話の顛末。エクバターナのアルスラーンたちの話、北方に砦建設のための下見に出ていたジムザの話。ミスルのヒルメスの話。最後に、デヴァマント山に閉じ込められてたクバード達の話となります。
ギスカールとエステルの再会は、別れた時とはある種逆の立場での再会になったわけですが、そこら辺は特に言及もなくて、少し拍子抜けな感じでした。その後わかり易く心情が説明されるけど、ギスカールの少し短絡的な感じのエステルの処理もあって、お話はパルスの方へ収束していく感じなのでしょうか?
なんか読み手の感覚がかわったのか、作品の雰囲気が変わったのか少し以前に比べるとあっさり冷たい感じがして、キャラクターも結構あっさり退場になっちゃったりするので(ザンデとかボダンとか)、読んでいると良くも悪くも大丈夫かなぁみたいな緊張感があります。
現段階で(というかこの先も?)アルスラーン戦記が完結していないことは知ってるのですが、当初の予定通り14巻で終わる予定なのかなぁ。だとした現状13巻まで出てるので、勢いで完結させちゃってもよかったんじゃないのかなぁ。あんまり売れなくて出せないみたいな感じなんでしょうか。ヒルメスの下克上は、2,3年かかるかもってな話なので、エピソード的にはなんとなく残巻でおさまりきらなさそうな感じです。
孔雀姫の話は、腕輪の件で前フリはあったけど、ちょっと唐突な感じがありますね。

田中さんの作品の感想は、こちら。
ラインの虜囚
月蝕島の魔物 (Victorian Horror Adventures)
蘭陵王
アルスラーン戦記〈1〉王都炎上
アルスラーン戦記〈2〉王子二人
アルスラーン戦記〈3〉落日悲歌
アルスラーン戦記〈4〉汗血公路
アルスラーン戦記〈5〉征馬孤影
アルスラーン戦記〈6〉風塵乱舞
アルスラーン戦記〈7〉王都奪還
アルスラーン戦記〈8〉仮面兵団
アルスラーン戦記〈9〉旌旗流転
アルスラーン戦記〈10〉妖雲群行
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