小説:ベイビー、グッドモーニング

ベイビー、グッドモーニング を読みました。サクラダリセットの河野裕さんの新刊です。サクラダリセットの7巻と同時に発売になっていました。
死んだ人の魂を回収する女の子の死神が出てくるお話ですが、死神はほとんど何もしない傍観者(事情があって少し死期を延ばしたりするくらい)で、もうすぐ亡くなってしまう人々の最後にまつわるお話がメインになっています。
4つの短編で1冊が構成されていて、一応少しずつお話がリンクしてていて、最後に本書のタイトルでもある「ベイビー、グッドモーニング」に繋がる感じになっています。
お話の雰囲気としてはサクラダリセットとに似ていて、そんなに突拍子のないことは起きない静かな流れの中でお話が進む感じになっています。サクラダリセットみたいに能力者が出てくるわけでもないある意味普通の人のお話になるので、少し淡白というかこれって売りに欠けるかもしれません。作品の雰囲気が一番の特徴なのかもしれないですが。
4篇の各お話が少しずつ繋がってるのですが、3話目が他の話に比べると繋がりが薄いので、うっかり何か気づかずに読み飛ばしてるのかと思いました。軽く読み返してみたけどここだけあんまり関連ないかなぁと言う感じ。そういう意味では、1話目と4話目以外はそんなに繋がりないかなぁってところもありますが。
死期が近づいてる人のお別れの話なので、どれもそんなに明るい話ではないですが最後は少し希望を持てる感じになっています。

あとがきによると、一応ベイビー、グッドモーニングはこれできれいにまとまっているので続きを書いたりする予定はないとのことです。確かにきれいに終わってるので続けると蛇足感はあるかもしれないですね。死神の女の子のお話としてはいくらでもつづけられそうですが、ネタ的にも難しそうなのかな?

あと、ザ・スニーカーwebにベイビー、グッドモーニングに関する別の短編でグンナイ、ダディ——死神のスタンスという作品が公開されています。PC以外でも読めるのかな?ブラウザ内にビューワーっぽいのが出てきたけど。42Pくらいの短編で、ベイビー、グッドモーニングの本編に比べると死神側のほうに視点が行ったお話しになっています。本編が気に入られた方は読んでみてはいかがでしょうか?

河野裕さんの小説の感想は、こちら。
サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY
サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL
サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN
サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY
サクラダリセット5 ONE HAND EDEN
サクラダリセット6 BOY、GIRL and ‐‐
サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

ベイビー、グッドモーニング (角川スニーカー文庫)
角川書店(角川グループパブリッシング)
2012-03-31
河野 裕
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ベイビー、グッドモーニング 特別版 A life-size lie (角川スニーカー文庫)
Kindle版ですが、短編を一つ抜き出して100円にしてるみたい。これは割高だったりしないのかなぁ。

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