小説:タイタニア5 <凄風篇>

タイタニア5 <凄風篇> を読みました。5巻目ですね。完結編になります。数年前から考えるとよもや完結するとは誰も思わなかったのではないでしょうか?一昨年に続きが出ただけでも奇跡というか。

前巻で、圧倒的優位に戦闘を続けたアリアバート・ジュスランの連合軍でしたが、藩王の差し金で送られた和平調停の使者(イドリスの弟)によりアリアバートが暗殺されて事態は急展開というところからの続きになります。
一応、大団円を迎えて完とはなりました。登場人物たちの行く末?には決着がついた感じですが、タイタニアの世界に関してはある種投げっぱなしな感じはあるかもしれません。ちょっと展開も破れかぶれというかこの展開十数年前から本当に考えてたのかなぁというような感じで、物語としては面白さはあるけど、ちょっとどうなのかなぁという所はあったかも。
結局思わせぶりな登場人物たちは、なんだかすごく底の浅い人物たちだったという、普通の話なら共感も得られるかなぁというのが、壮大?なSFとしてはなんとも残念な感じになってしまったかもしれません。よもやのラドモーズが悪役として一番魅力的な(笑)人物になってしまった感じで。

あとがきや本文一部にそういうのは小説じゃなくてエッセイとかでやってほしいなぁという感じの部分もありましたが(創竜伝や薬師寺涼子あたりなら作風的にまだいいけど)、アルスラーンとかではやめてほしいかなぁというところ。最近本屋さんに行かなくなって久しいのですが、そんな本が平積みされてたりするのですかね。田中さんの創作っぽい感じもしますが(そもそも本屋に行ってたときも小説以外は見なかったですけど)。サッカー雑誌もコンビにで買うし、ほんと本屋さんは縁遠くなってしまいました。これでは近所の本屋さんが全滅しちゃうのも仕方なしですね。

この後は、薬師寺涼子の事件簿が執筆中で、短編を挟んだ後、アルスラーンの15巻という流れのようです。でその後は来年(2016)には最終巻となる16巻に取り掛かるとのこと。短編ってなんなんですかね。雑誌掲載とかなんでしょうか。
4月からアルスラーンのアニメも始まるようですが、さすがにそこには新刊は間に合わない感じなんですかね。筆の速い作家さんでもないですし。
数年前からでは考えられなかった道筋が見えてきただけでも御の字なのかもしれません。

田中芳樹さんの小説の感想は、こちら。
ラインの虜囚
月蝕島の魔物 (Victorian Horror Adventures)
髑髏城の花嫁 (Victorian Horror Adventures 2)
蘭陵王
アルスラーン戦記〈1〉王都炎上
アルスラーン戦記〈2〉王子二人
アルスラーン戦記〈3〉落日悲歌
アルスラーン戦記〈4〉汗血公路
アルスラーン戦記〈5〉征馬孤影
アルスラーン戦記〈6〉風塵乱舞
アルスラーン戦記〈7〉王都奪還
アルスラーン戦記〈8〉仮面兵団
アルスラーン戦記〈9〉旌旗流転
アルスラーン戦記〈10〉妖雲群行
アルスラーン戦記読本
アルスラーン戦記〈11〉魔軍襲来
アルスラーン戦記〈12〉暗黒神殿
アルスラーン戦記〈13〉蛇王再臨
アルスラーン戦記〈14〉天鳴地動
魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿
タイタニア〈1〉疾風篇
タイタニア〈2〉暴風篇
タイタニア〈3〉 旋風篇
タイタニア4<烈風篇>
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