小説:紫陽花茶房へようこそ ~夜のお茶会への招待状~

紫陽花茶房へようこそ ~夜のお茶会への招待状~ を読みました。かたやま和華さんの新刊なります。一応この巻で完結とのことです。元々一話読み切りな構成の小説だったので、いつでも終われる形だったのかなぁというところはありますが、一応片がついた形になっています。

今回も3編の単発のお話が収録されています。

・トロイメライ
 月子と紫音が出会う切っ掛けとなったお話。切っ掛け自体は最後のオチで3人の老婆が紫陽花茶房にやってきて…という展開で物語が始まります。この3人実は昔に同じ場所で働いていてって感じでいつものお茶会の展開に進みます。細部は想像に任せますという感じのお話になっていますね。あんまりなかったパターンでしょうか。

・鍵のないオルゴール
 月子のいとこが鍵の開かないオルゴールを持って紫陽花茶房にやってきます。月子たちが子供の頃、タイムカプセル代わりに、オルゴールに好きな相手の名前を入れたらしいのですが、月子はすっかり忘れていて…という展開で物語が始まります。あとから読み返してみると、最後のお話への伏線ということだったのかもしれないですね。

・夜のお茶会への招待状
 大使館主催のパーティーをずっと断っていた紫音ですが、月子に薦められて、ダンスの相手になることを条件にパーティーの招待に応じることになります。実はダンスの相手には深い意味があって…というお話。二人の関係に決着がつくお話でいいのかな?てっきりそういう話にはならないのかなぁと思ってたので(この巻では結構意識してる話は出てきてたけど)、ちょっぴり意外ですが何もなく終るというのも締めとしてはなんなので、よかった感じなでしょうか。

これが終わっちゃうと不思議絵師と猫の手のがあるけど、そっちの方はまだ続くのですかね。どっちももうでないのかな? 江戸とかを舞台にした少し歴史(主に一般の人の生活)の匂いのする作風のお話で面白く読めてたかなぁという感じだったのですが。ジャンル的にはあまり需要が無かったりするのでしょうか。

かたやま和華さんの小説の感想は、こちら。
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