小説:後宮の烏

後宮の烏 を読みました。白川紺子さんの小説になります。一発変換できたけど『しらかわこんこ』さんでいいのかな?

甲府戦(いつだったかな?)の時に立川で乗り換えになって時間空いたのですが、駅構内の本屋さんで三巻がおすすめになってて、いきなり三巻からじゃなぁと思ったら一巻目も売ってたので買って読んでみました。
全然関係ないけど売り場面積のない本屋さんって売り場のラインナップはどうやって決めるのかなぁ。書店員さんの読みで決めるんだろうか。

中国っぽい世界を舞台にしたお話。後宮に帝の相手をしない烏妃と呼ばれる不思議な力をもった妃がいて、後宮で起きる怪事件を解決するみたいなお話になっています(三捨六入くらいすると)。

この巻では、孤独に暮らしていた烏妃の寿雪が実は似たような境遇だった皇帝と少し仲良くなるみたいな感じの巻になっています。

・翡翠の耳飾り
 帝が寿雪のもとに拾った耳飾りの持ち主を探してほしいという依頼を出したところから物語は意外な方向に流れて大きな事件の証拠に繋がって行くみたいなお話になっています。帝の過去とか結構予想しなかった話に絡んできてこうなるのかぁというところに落ち着きます。
ちょっと意外だったのが烏妃が不思議な力で事件を解決って話かと思ったら(力も使うけど)、結構地味に足を使って調べたりするところ。ちょっとあれ?って感じでした。

.花笛
 帝の幼馴染みで姉のような立場の妃から寿雪に亡くなった想い人の魂の行方を訪ねる依頼が来ます。その人は皇帝の友人でもあって、遠い地で起きた反乱を沈めるために赴いた先で命を落としていました。
 お話の方はちょっと意外な方から動き出して寿雪の過去にも絡んでという感じに。お話自体は解決するけど決着は最後の話に持ち越します。

.雲雀公主
 雲雀公主という冷遇されて亡くなった姫の霊を成仏させるお話。帝と烏妃の仲の話と絡みつつ昔あった公主と侍女のすれ違いのお話と重なる感じで進んでいきます。少し短めのお話ですね。次の話へのフリなのか烏妃の成り立ちみたいなお話も出てきます。

.玻璃に祈る
 前王朝の姫の幽霊の話から二話目の話の落ちに繋がるようなお話になっています。帝と烏妃の成り立ちも明かされて二人が新たな関係を築くのかな?という感じのラストになっています。

ちょっと想像してたのと違いましたが面白かったです。なんかあんまりハッピーエンドで終わらなさそうなお話で始まったけど、そうでもなくなるのでしょうか。
後宮物みたいなジャンル?があったりするんですかね。料理人のお話でも後宮の話のがあったような気がしたけど。


後宮の烏 (集英社オレンジ文庫)
後宮の烏 (集英社オレンジ文庫)

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