小説:後宮の烏3

後宮の烏3を読みました。白川紺子さんの小説になります。

後宮を舞台にしたお話ですが、なんというかメインのお話は進んでいるっぽいけど、個々のお話は取り留めがない感じではあったかも。
何が主筋なのかというのもありますが。

・雨夜の訪い
 一発変換できなかったけどそういう読み方しないのかな。フリガナ振ってあったから読めたけど。
 とある宮女のもとに幽鬼が現れて寿雪のもとに相談にくるのですが、その正体は許嫁で宮女を守って命を落としていた男で…というお話。通しての伏線のお話もありつつ、真相は…というお話。

・亀の王
 寿雪の周りにも親しくするものが増えてきました。
 高峻の周りにも之季という官吏が仕えることに。賀州というところにいた男で八真教と少し縁?がありました。後は沙那賣家という賀州の有力な一族の話がでてきます。
 一方亀の器を抱えた幽鬼が出てきてというのが今回の話のメインになりますが、そちらはあまり主筋でもなさそうで、昔の神のお話とかの話に繋がっていく感じに。幽鬼のお話自体はここでオチがつきますが。

・袖を引く手
 之季のもとに袖を引く幽鬼が現れて寿雪が相談を受けるのですが、それは之季を心配する妹みたいな存在だった女の子で…というお話。離れられない理由は之季を心配しているからで、之季がどうにかするしかないということに。
 一方、衛青がある男をとらえるのですが、そこで衛青は寿雪と自分に少し繋がりがあったことを知ります。これは何かの伏線になる話なんですかね。高峻と衛青の関係の中の之季も含めた一部の話で終わるのか。

・黄昏宝珠
 賀州から来た妃(雨夜の訪いで出てきた宮女の仕えてる人)が実家の沙那賣家から送られてきた腕を受けたところ病気で臥せってしまいます。それは寿雪に充てられた贈り物で…というお話。裏では宮廷の裏工作的な話も進んでいるけど…みたいな感じに。
 あとは、医斯哈に関連する人物(と思われる)が出てくるけど、一緒に島流し的な立場になっちゃいましたが、主犯も含めてまた出てくるんですかね。

少し登場人物たちの思いつめ方が伝わりにくいというか、夏の王とかの設定の話がまだ作中なんか関係あるのかなぁと(もはやどうでもよさそう)感じでどうなんだろうというところはあるかも。神様の話とか。
個々のお話は面白く読めるので構わないと言えば構わないですが。今後そっちが本筋になってくるんですかね。
今回のも本筋の話は通して読むとあったけど、個々の話の中ではちょっと浮いてるというかなんでこの話出てきてるのかなぁというのが少し感じました。

後宮の烏3 (集英社オレンジ文庫) - 白川紺子, 香魚子
後宮の烏3 (集英社オレンジ文庫) - 白川紺子, 香魚子

後宮の烏
後宮の烏 2

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