小説:ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~ を読みました。三上延さんの新刊になります。

シリーズ化されるのですかね。帯に再会と書かれてるけど。

今回は横溝正史の本が題材になっています。短編(中編?)3本ですね。一つ一つはそれなりにオチのある短編だけど、トータルで見るとなんかオチが弱い感じだったかも。1本目と3本目は特に繋がりが強いのですがなんというかあれ?って感じで終わってしまいました。

一応通したお話としては、扉子が祖母に呼ばれて、お父さんの書いた事件日記を持って会いに行くのですが、待ち時間の間に事件日記を読んでてしまい…という感じで回想の物語となります。

・第一話 横溝正史『雪割草』I
 とある家族のお話。亡くなった家長が持っていた横溝正史の未公開の小説が盗まれてしまい、依頼を受けたビブリア古書堂の二人が調査することになるのですが…というお話。一応、奪われた小説は回収できたのですが、ここでは物語は解決せず三話目に続きます。

・第二話 横溝正史『獄門島』
 扉子が取り置きを頼んでいた本を買いに行ったところ、その本が売られてしまっていて…というお話。この本の流れの中ではちょっと関係薄い話でしょうか。色々あったけど、オチとしては扉子と友達のお話に落ちくのかな?

・第三話 横溝正史『雪割草』II
 一話目の続きですね。10年くらいたって、関係者も亡くなって、未公開の小説も別口で発表された頃に、残った家族から遺品の鑑定を頼まれたビブリア古書堂の二人。整理していたところ10年前に亡くなった小説の生原稿を発見して…というお話。色々あったけど、なんというか一話目でほとんど話に絡んでこなかった自分物が真相を持っていく感じで、トータルの続き物としてはなんだかなぁという感じが少ししたかも。

雑誌とかで発表したものを1冊にまとめた感じなのかと思ったけど、巻末見ると描き下ろしみたいですね。なんか少し統一感薄い感じがあったかなぁ。題材の作品の作家が同じだっただけで。登場する作品を読んでたらまた違った感想があったんでしょうか。どちらも未読でしたが。

ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~ ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫) - 三上 延
ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~ ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~ (メディアワークス文庫) - 三上 延


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