小説:製造人間は頭が固い

製造人間は頭が固い を読みました。上遠野浩平さんの小説になります。

憎悪人間は怒らない を買って、既刊本みたら製造人間は頭が固いってのが出てるの気づいてまずこっちから読んでみました。
ブギーポップのシリーズのスピンオフな感じですね。上遠野浩平さんの小説はみんな同じ世界を舞台にした小説になってるみたいですが。

統和機構の合成人間を作ることができる製造人間ウトセラ・ムビョウをメインにした続き物の短編集みたいな構成になっています。SFマガジンに掲載されていたものみたいですね。SFマガジン、よく聞くけどまだ実物見たことないなぁ。廃刊とかにはなってないのかな?
幕間に前後の話を繋ぐ感じでフェイ・リスキィが登場します(製造人間は気が滅入る)。

・製造人間は頭が固い
 ムビョウのもとに、病気で余命幾ばくも無い赤ん坊を連れた夫婦がやってきます。ムビョウの能力で赤ん坊を助けてほしいということだったのですが、全然別の目的の事件に巻き込まれてしまい…というお話。急展開が少し意表を突かれました。気をひかれたという意味ではこれが1話目でよかったかも。

・製造人間は涙を見せない
 事件を生き延びた赤ん坊でしたが、幾度も命を狙われることに。なぜか生き残り続けて成長した少年ヒノオの前にムビョウが現れるのですが…というお話。こちらも二転三転する展開がちょっと予想外ではあったかも。

・双極人間は同情を嫌う
 ムビョウのと同居することになったヒノオ。帰宅途中にある少女と出会います。その女の子はムビョウとも知人で、ムビョウに招かれて食事会をすることになるのですが…というお話。あとの話で出てきますが、本編というか他の上遠野さんの作品にもその後登場してくるキャラですね。

・最強人間は機嫌が悪い
 最強人間ということでフォルテッシモが登場します。サミット会場を乗っ取ったフォルテッシモ。要求はムビョウを呼び出せというもので、カレイドスコープがムビョウを会場に連れていくことになるのですが…というお話。フォルテッシモとムビョウの問答が続く感じのお話になっています。他の話も基本は問答ですが。

・交換人間は平静を欠く
 前の話でムビョウが留守の間に、統和機構内で一方的に敵対関係にある交換人間ローバイがヒノオに接触してきて…というお話。そんなに重要な役どころではないですが1話目に登場してきたヒノオの両親を殺したキャラが再登場します。

・製造人間は主張しない
 前の話でローバイに連れ去られたヒノオ。なんだか勘違いしてる感じですが、連れまわしてる先にムビョウがおびき出されて…というお話。リセットとかリミットが登場します。

交換人間の話にオチがつかなかったようなので、憎悪人間は怒らないはこの続きみたいな感じになるのですかね。
とりあえず、買ってはあるので読んでみようと思います。

製造人間は頭が固い (ハヤカワ文庫JA) - 上遠野浩平, サマミヤアカザ
製造人間は頭が固い (ハヤカワ文庫JA) - 上遠野浩平, サマミヤアカザ

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